「賦ベエの変手個展」(鶴島賦子さん(4F))鑑賞記(2014/4/17)

 鶴島賦子(ますこ)さんのお名前を識ったのは平成7年銀座カネボウシグナルホールの第1回賦べえ展示会場でした。岡安敏子さん(同期4回F)のお点前の友情が和やかでした。ご自作の絽刺・七宝・木目込み人形・墨書・折紙工芸等々の作品が会場溢れるばかり、天井・壁面にも。陳列台の島々にはご来場の皆様が群れになっていて、お話がはずんでいました。平成25年晩秋(10月15〜20日)の変手個展の図録末の自分史表では、ご自身の気に灯が着くと直向に一途に技を錬成なさる凄さの才能に脱帽しました。
折紙交流会では、フランス、アメリカ、リトアニア、中国、モンゴル、オランダ、アルゼンチン、トルコ等々へ参加されています。世界旅行の国々では、移動中の電車やバス車中、バッグに常備の折紙で考えつくその国の花・動物・小物入れの紙箱等々を、その場で創り上げて、隣席の人々へ。サプライズで明るく笑みを誘います。
平成18年、急性リンパ腫で、3ヶ月の入院治療もされ、近年8年目の今年に医師から完治の診断を告げられた由、その長い闘病・入院中でも、塞ぎがちの病室・病院の方々へ「いつも指が動き、何かを創造できて(糊も鋏も不要) 心に明るい光を差し上げられる!!」と仰る言動には脱帽するばかりです。
昨秋展、ご本人のご挨拶の通り「80歳までの自分史集大成・変手個展」は、台風連続の悪天候でしたが、第1回にも増して熟成練達のお人柄も相俟って、素晴らしい会場でした。
井草の国際交流では、暮らしの機微を捕えた、その時流行りの人気グッズなどを即、折紙などで創作し、私達をご指導下さいました。ご協力にお礼の言葉は尽きません。感謝申し上げます。

                                            (文責・隆野 豊子・高校1回)
                                                                                          
Copyright © 2014 IGUSA High School Alumni Association. All rights reserved.