2012年度クラス会－10回A組

１０回生（昭和３３年卒）Ａ組クラス会報告

開催日：2012年４月21日（土）
場　所：不明
参加者：１４名（男性７名、女性７名）

　平成24年４月21日、例年になく未だ寒さの残る春の日の午後のひととき、 井草高校10Aクラス会は14名の参加を得てささやかに挙行されました。初めに全員で先月逝去された凌芳樹君のご冥福をお祈りし黙祷をささげました。 次に、幹事にとって半世紀ぶりにお会いできました小川君の音頭で乾杯し、宴が始まりました。そして、数十年ぶりのご出席の小川君からのご報告は保険業界における草分け的な業績を挙げられたことなど、興味深く、又同期の仲間として誇らしく感じました。
　凌君のこと。未だ逝去されたことが信じられない彼の生前の思い出話が続きました。 毎回幹事への返信にも丁寧なお心遣いのあるお便りをいただきました。また、住まいの近かった吉沢さんから死の直前まで身だしなみのきちんとした一面を髣髴とさせるお話がありました。彼の我がクラス会への想い、そのご遺志をしっかりと受け継いでゆかねばという気を新たに致しました。
　今回のクラス会は男女7名ずつの14名でしたが午後のひとときを井草時代に戻って楽しく過ごすことができ、最後に大高さんの音頭で校歌を斉唱して散会しました。
　古希を過ぎて２年。仲間が一人、又一人と減り、現症のところ、我がA組の名簿から 女性6名、男性8名が消えて行きつつあります。次は自分かな、という一抹の不安を抱えながらも皆さんと共に気を取り直し過去ではなく未来を見て生きてゆきたいと思います。病を押して直前まで参加を期して断念された菱伊さん、いち早くご出席通知を戴い たにも拘らず直前の訃報で矢張り参加を断念された山科さんなど、クラス会への想いは途切れていないことを誇りに思います。
　次回のクラス会について大高さんよりご自宅を解放してくださる旨のご提案をいただ きました。次回はプロピアニストの伴奏で校歌が歌えることが期待できます。皆様ととも に楽しみに持ちたいと思います。