「親しみやすい井草会活動を目指して」
井草会会長 鎌形 香代子(27回F組 昭50年卒)
井草会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝でご活躍のことと御喜び申し上げます。また日頃より井草会活動へのご理解を賜り、心より御礼申し上げます。
この度、令和6年度定時幹事総会においてご承認をいただき、第十二代井草会会長に就任しました鎌形香代子と申します。伝統ある都立井草高校の同窓生である誇りを胸に、井草会と母校のさらなる発展のため、微力ではございますが誠意をもって努力する所存でございます。
対面での活動を著しく制限されたコロナ禍を経、より安心安全な活動をいまだ模索中ではございますが、一昨年よりクラス会・同期会開催報告も増え、本格始動の兆しが見えております。井草会会員の皆様はもとより、母校現役生にも身近な支援組織としてご理解頂くことを目標に、役員・理事と共に、創意工夫をこらし活動してまいります。
これまでご尽力いただいた歴代の井草会会長の皆様に深く感謝の意を表すとともに、井草会会員の皆様には一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げ、簡単ではありますが、会長就任のご挨拶に代えさせて頂きます。
「着任の御挨拶」
名誉会長(第24代井草高校校長) 粕谷 真由美
今年度、東京都立井草高等学校の校長を拝命いたしました粕谷真由美と申します。平成5年に東京都の教員となり、その後平成24年度から9年間、東京都教育委員会事務局
で教育行政に携わった後、1年間の副校長勤務を経て着任いたしました。
令和4年度入学式で迎えた第77期生には、本校で得る、「人との縁」を大切にしてほしいと伝えました。縁を得て、それを育み大切につなげている諸先輩たちと出会える井草会。生徒諸君は、いつかその価値に気が付き、会員として、後輩を支える立場になっていくのだろうと思います。
さて、今年度は高等学校にとって大きな変化の年となっております。新学習指導要領の段階的実施と観点別評価の導入、一人1台端末の導入や成人年齢18歳に伴う対応、
スクール・ミッションに基づくスクール・ポリシーの策定・実施などが挙げられます。「知性と感性を磨き自らの健康を培いながら向上進取の精神で自己実現を目指す」教育理念のもと、真理を探究し、問題を解決する態度や責任を重んじて自主的に行動できる生徒を育てること。さらに、国際交流プログラムや異文化交流を通して国際人の育成に力を入れグローバルに活躍する人材を育成すること。これを本校のスクール・ミッションとし、教職員が一丸となって、日々の教育活動を実践していきます。井草会報や本校HPを通して母校の教育活動を御覧いただくとともに、今年度も後輩の充実した学校生活のための御支援をいただけますよう、お願いいたします。