2023-06-10
井草高校の天気のお話-お天気百話①(OB/OGコラム連載開始)
Googleなどのサーチエンジンを使うと、井草高校の今の天気ばかりでなく、今から24時間以内の天気までわかります(画像)。でも、みなさんもご承知のように、井草高校では気象観測をしていません。では、なぜ井草高校の天気がわかるのでしょうか。
気象庁では、日本全国で約840か所の観測点で、気温、風、降水量などの気象要素を観測しています。そして、この観測点での気象要素の観測をもとに、日本各地の今の天気、今から24時間以内の天気を推定するのです。
このような観測点は、東京ですと青梅、練馬、八王子、府中、そして千代田区北の丸公園などにあります。このうち練馬の観測点は石神井公園にあるのです。ですから、井草高校の天気は、石神井公園にある観測点のほか、井草高校周辺にある観測点の気象観測をもとに推定した天気なのです。
次回は、石神井公園の中にある観測点についてお話をしましょう。
Googleで井草高校の天気を検索した結果
ペンネーム:つくばのトリさん
井草高校27期D組の卒業生です。
地図と時刻表をもって旅行することが好きで、高校時代は山岳部に所属していました。
その後、大学で気象・気候学の面白さを知り、その延長線で気象・気候に関係する職業に携わったので、茨城県のつくばに住んでいます。
これからも、どうかよろしくお願いします。
詳しくは、私のブログ「圃場管理のための気象のお話」の「著者プロファイル」をご覧ください。
タグ: 27回生
関連記事